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格闘技セラピー

もうずいぶん前になるが、格闘技関係の知人Aに「格闘技の練習をすると心が健康になるようです」と打ち明けられたことがある。当時精神的に不健康な状態にあったAは、格闘技で精神症状が寛解したことに驚き、そして喜んでいる様子だった。

「運動をすると気持ちが良い」「エクササイズは体の健康に役立つ」というのは自明だが、「運動は精神障がい等の予防や治療に有益である」ということはあまり知られていないようだ。

 

運動療法

運動は気分障がい(うつ病、双極性障がい等)、不安障がい(不安を主症状とする疾患群)、認知症、軽度認知障がい(認知症の一歩前の状態)、統合失調症(幻覚や妄想などがあらわれる疾患)、ADHD(発達障がいの一つ)など様々な障がい等に良い影響を及ぼすと言われている。

たとえばうつ病の場合、運動療法の効果は抗うつ薬に劣らず、即効性は優れており、再発率も低いようだ。またうつ病に対する運動療法は、認知行動療法にも劣らない効果があるという。

運動療法の詳細、運動が神経活動等に与える影響、推奨されている運動の強度、量、頻度などについては他に譲る。

 

格闘技セラピー(仮)

格闘技や武道(以下「格闘技等」という)は心に良い影響を及ぼすというデータもいくつかある。たとえば格闘技等を行う者は他のエクササイズを行う者と比べても攻撃行動が少ない傾向があり、格闘技等の熟達者は初学者よりも攻撃性が低い傾向があるようだ。

ただし格闘技等を一緒くたにすることはできない。心に及ぼす影響は一様ではないようだ。

※格闘技等が心に及ぼす影響についての詳細は他に譲る。

 

症状増悪の懸念も

運動や格闘技等は心に良い影響を及ぼす反面、場合によっては逆に症状が増悪することなどもあるという。

心の不調を感じている場合は安易に素人判断せず、運動や格闘技等の適否について専門医などに相談した方が良いだろう。

※運動・格闘技等による症状増悪についての詳細は他に譲る。

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